こしの先生の人気TL漫画「クズの正しい愛し方。」の単行本第1巻のあらすじと読んだ感想をまとめました。
ネタバレを含みますので未読の場合はご注意ください。
「クズの正しい愛し方。」単行本第1巻の登場人物
柏木玲美(かしわぎ れみ)
「クズの正しい愛し方。」のヒロイン。22歳で病院の受付をしています。
3年振りに初体験相手の穂高と再会してズルズルと関係を継続。「恋」に超奥手な玲美は穂高に冷たい態度をとりますが、内心は…
有嶋穂高(ありしま ほだか)
「クズの正しい愛し方。」のヒーロー。高校生の頃から浮いた話が多く、自他ともに認めるクズ男です。
ただ、玲美と関係を持ってから気持ちが変化していまでは…
倉田真知(くらた まち)
玲美の親友。一緒に夕飯を食べるくらい仲が良い関係です。真知は玲美に対して気があるみたいで…?
中村先生
玲美が勤務する病院の医師。玲美に気があり告白をしてデートをするも、玲美の気持ちは穂高にあったためフラれてしまいます。
ただ、玲美に彼氏がいないことを知っているのでアプローチを続けますが…
「クズの正しい愛し方。」単行本第1巻のあらすじ【ネタバレあり】
3年ぶりの再会
引っ越しをするため市役所に手続きに来た玲美は職員として働いている穂高と3年振りに再会します。
玲美と穂高は高校の頃から肉体関係の「友人」で付き合ってはいないけど一緒にいるという関係でした。それが、3年前「俺のことどう思ってる?」というに穂高の質問をきっかけに逃げ出し、それ以来あっていませんでした。
流れで食事をすることになり、そのまま穂高の家へ。女好きで自他共に認めるクズ男の穂高の家は3年前に玲美が出ていったときのままでした。
二人は3年ぶりに身体を重ね、そして、穂高は再び質問をします。
「俺のことどう思ってる?」
中村先生からの告白
穂高との再会で玲美は心が揺れ動いていました。そんなとき、玲美は勤務先の医師の中村先生から告白されます。
「恋」に超奥手で穂高との関係も進展しない玲美にとって、中村先生からの告白は断って当然。ただ、無下に断ることもできず、「恋愛をする気がない」と本音を伝えて断ります。
これに対して、中村先生はさらに燃え上がり玲美に対してさらにアプローチをするといいますが、そのとき玲美の頭に穂高の顔が浮かびみました。
そこへ偶然、玲美を訪ねてきた穂高が登場。玲美に彼氏がいると勘違いした穂高は「玲美は自分のものだ」と言わんばかりに無理やり身体の関係を迫り、痕をつけます。
その後、誤解は解けますが、穂高の嫉妬深い一面を見て玲美の心境にも変化があらわれはじめるのでした。
穂高の一途な想い
穂高は玲美の家を訪れ、あらためて自分の気持を伝えます。
高校生のころから付かず離れずの関係だったのに、穂高はいつの間にか玲美に入れ込み、独占したくなり、3年間離れても忘れられずに玲美を思い続けていました。
穂高は自分の中に芽生えたこの汚いと感じる感情をしっかりと玲美に伝えます。
「僕は玲美が好きだよ。この感情は恋だってはっきり言える」
玲美はまだまだ恋に奥手で穂高を嫌いになりたくないから好きになりたくないと答えます。穂高は玲美が安心して自分を好きになれるように努力すると誓うのでした。
穂高に嘘をついて中村先生とデート
ある日、玲美は中村先生からデートしてほしいと言われ、断りきれず約束をしてしまいます。その日の夜、同じ日に穂高からも会いたいと連絡がきますが玲美は穂高の誘いを断り中村先生とデートをすることに。
どこか後ろめたさを感じながらも穂高の彼女ではない玲美は中村先生とデートをしました。そして、帰りに思わせぶりな態度を見せてしまい、中村先生に抱きしめられてしまいます。
そのとき、玲美は中村先生の肩越しに二人を見つめる穂高の姿を見たのでした。
「まともな男」になりたい穂高
中村先生に抱きしめられたところを見られた後も穂高は何事もなかったかのように玲美に接します。
むしろ、いままでよりも優しく、身体の関係は一切なく普通にデートをして解散しました。しかも、中村先生とのことは一切きいてきません。玲美はいつもと違う態度の穂高が気になり問い詰めると、
「俺なりに「まともな男」になって振り向かせようと頑張ったんだけど…」
とまさかの答えが返ってきました。一緒にいると苦しくなるから離れたいのに、でも離れられなくて。
玲美の切ない感情とでも穂高を好きな感情が入り乱れ、二人はそのまま体を重ねるのでした。
「クズの正しい愛し方。」単行本第1巻の感想
コミックシーモアの「電子コミック大賞」にノミネートされている話題のティーンズラブ作品です。表紙のイラストの美しさに惹かれて試し読みをして面白かったので購入してみました。
第1巻を読んでみた最初の感想は
クズ男とはいったい…?
でした。
穂高と玲美は3年間会わない期間がありました。その間も穂高は一途に玲美を思っていたからです。
クズ男とはいったい…??
作品説明を読んだとき、クズ男との恋愛作品だからドロドロした話になるのかと思いましたが、読んでみたら恋に超奥手の美玲と一途な穂高の純愛ですごくキュンとしてしまいました。
「恋をする」ことを知らない美玲はツンツンした塩対応をしつつも本能的に穂高を求めるところがすごく愛おしい。そして、穂高も美玲から「まともな男」として見られたいために努力する姿が本当に尊かった。
エッチシーンは穂高の独占欲や美玲のことを大切にしている気持ちがひしひしと伝わってきて切なさと愛おしさが溢れています。はじめは身体だけの関係だったかもしれませんが、いつしか心までつながってるんじゃないの?と思いました。
つかずはなれず、でも最後の一歩が踏み込めないこのもどかしさや空気感がすごく繊細で胸にくる作品で面白かったです!
1巻の最後もすごく続きが気になる終わり方だったので2巻の発売が楽しみです。
あと、こしの先生のイラストがとても綺麗で読みやすく、美玲は可愛く、穂高はイケメンでかっこよかったのも高評価でした。イラストを見て気に入ったならぜひ読んでみて欲しい作品です。
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「クズの正しい愛し方。」単行本第1巻のあらすじと感想|まとめ
「クズの正しい愛し方。」単行本第1巻のあらすじと読んだ感想をまとめました。
もともとはクズ男の穂高が玲美と出会って一途に人を愛し、人に愛されることも人を愛することも苦手な玲美が穂高の気持ちをどう受け止めるのかが見どころの作品です。
濃厚なエッチシーンも話をしっかりと盛り上げてくれています。
こしの先生の美麗なイラストも最高です。ヒロインの美玲は可愛く、ヒーローの穂高はおちゃらけてるけどキメるところはしっかりとキメるイケメンです。
全12話構成らしく第2巻で完結だと思いますので続きが早く読みたくなりました。
第1巻もすごく面白いので気になったらまずは無料試し読みをしてみてください。
それでは、良きマンガライフを!
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